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代表挨拶

 

 弊社では、毎年解体をされてゆく日本の文化であり財産を、コストを抑え、新たな輝きを取り戻し、「快適で美しい古民家再生」をテーマに、次世代に繋がるような事業展開をします。

 

 静岡県には多くの古民家があります。これは重要な文化財であり、再生次第では観光資源として、再度輝くことのできる財産だと思います。少しずつ、古民家が注目をされていますが、毎年多くの古民家が解体され、少しずつ数が減っています。

 古民家とは、約50年から60年以上経った、古い日本の伝統的な建築構法で建てられた建物のことです。現在日本には、建築基準法が制定された昭和25年以前に、伝統構法で建てられた木造住宅(古民家)は約149万3400棟残っており、その中でも静岡県には320,00棟あるといわれています。(総務省統計局政策統括官の平成20年度データより)

 古民家を種類で分けると、農村民家・町民民家・武家民家・庄屋屋敷など、いろいろなタイプのがあり、それぞれ昔の生活習慣を感じることができる味わい深い良い住宅が全国にまだまだたくさん残っています。

 それらの古民家に新たな命を吹き込み、再度輝かせます。再生することで、住居だけではなく、カフェ、民宿など、様々な形で活躍できると思います。

   また、日本建築の技術を後世に残していくことも大切だと考えております。匠と呼ばれる職人の技術を若い技術者に伝えていかなければなりません。失った技術と建築物は二度と戻ることはないのです。

 私にできることは僅かかもしれませんが、日本の古民家と建築技術を次世代に伝えていく為に、最大限努力していくことを皆様にお約束いたします。

 

        古民家リノベーション研究所

                  所長 大野 正裕

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